新潟県の公立高校入試の国語は、
①漢字の読み書き
②文法
③古文
④論説
となっています。基本的には選択問題ですが、記述問題も盛りだくさんです。
具体的には、
・漢字の書き取り
・古文のオチや教訓の読み取り
・論説文の特定の語句を説明する問題
・筆者の主張の記述問題
などがあります。
特に、「古文のオチや教訓の読み取り」と「筆者の主張を読み取る問題」の配点が高い傾向にあります。
「○○字以内で書きなさい。」というふうに、文字数制限も設けられていますが、それもかなり多く設定されています。問題によっては100字を超えるも存在します。
そのため、年度によってはこの二問だけで全得点の20%以上を占める場合もあります。
記述の問題は、
・文章全体からどこが筆者の意見が書いてあり大事なのか
・どの部分が具体例で内容には関係ないのか
・大事な部分を、どう文字数以内に収めるか
ということを、意識しながら迅速に解答する力が必要になります。
また、記号を選ぶだけの問題にも注意が必要です。
選択肢だから簡単だと思う方も多いかもしれません。しかし、選択肢の書き方によって、あたかも正解のように書かれている選択肢は多くあります。
そのような紛らわしいものに、騙されてしまうと大けがをします。記述問題とは違い部分点がありませんので、選択を見誤ると0点の山が出来上がってしまうわけです。
対策としては選択問題の解き方、特に2択で迷ったときの対処の仕方が重要になります。
願わくば、正しい選択肢を選んだ後に「この選択肢の文の○○という表現が間違っている」というように、間違いを見つけられるようになれば完璧です。
そのためには文章を包括的に、正しく読む必要があります。
結局は本文を正しく読む練習をしていく、ということになります。
これは共通テストにも求められる要素でありますので、大学入試に向けて今からでも養っておきたい力です。
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